6月
14 そういう雨
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結婚適齢期なんて、誰が決めたかわからないよう な基準に、
私は ダマされないわ。
私 は自分を信じて生きていくの。
そして、結婚相手を見つけるのよ。
出会いはそう簡単にはない、確かにそうだわ。
私のように、年齢がすごく上の女性では厳しい、 それも事実かもしれない。
でも、私にだって幸せをつかむ権利はあるはずよ。
一生一緒にいたいと思う権利はあってはならないの?
それを否定されることは、私を否定されること。
それだけは信じられないわ。
それだけは認められないわ。
昔の彼が言ってたわ。
そう、私はその彼と結婚するつもりだった。
何回もキスをした、その彼が言っていたの。
芸能人がよく、浮気や不倫で取り沙汰されるだ ろ、
彼ら の気持ちを考えたことがあるかって。
私は彼が何を言いたのかわからなくって、首を横にふったわ。
そしたら彼がこう言ったの、
だからお前はダメなんだって―。
今なんでこんなことを思い出したのか、
私にもよくわからないの。
でも一つ、私が真実を述べるとすれば、
私は彼が大好きで、
しかも彼は私を愛していなかったということ。
つなぎとして遊ばれたということ。
そういう雨が降っていたのよ。
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